暑い大安の夕暮れに目を閉じて

暑い大安の夕暮れに目を閉じて

梅雨がこないだ明け、今日蝉の鳴き声で目が覚めて、少年は「今年も夏になったなぁ。」と感じた。
夏休みを目前に控えた休みの日の午前中、少年は縁側でアイスを舐めていた。
軒下では風鈴がときおり鳴っていた。
朝から日が強く、日光が少年の座った足を照りつける。
少年は半ズボン姿だった。
顔中から汗が流れ、アイスクリームもとろけてきた。
少年は、近所の屋外プールのオープンに期待していた。

●<サイト紹介>●

★★